治験薬(製造担当)

2018年入社 物質工学科卒業(高専) 技術部 治験薬製造グループの写真
製薬の根幹となる治験薬製造の仕事
そこには、大きなやりがいがある

2018年入社 物質工学科卒業(高専)
技術部 治験薬製造グループ

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保健室教諭だった祖母の本が、将来の夢につながった。

小学校に上がるぐらいの頃から、保健室教諭であった祖母の家にあった薬や人体に関する子ども向けの本を読み、病気や薬に興味を持ち始めました。
当時はただ漠然と薬剤師になりたいと考えていましたが、時が過ぎ、私は高専に進み、化学の勉強や生物学を専攻する中で、将来は薬の製造を通して患者様の手助けをしたいと思うようになり、その思いは日を追うごとに強くなっていきました。今後の進路について就職先を考えていた時、高専の授業で、今や身近で誰もが患う可能性がある「がん」について習う機会があり関心を持ちました。
そんな折、第一三共グループが2025年までに「がん」に強みを持つ先進的グローバル創薬企業となることを目標に掲げていることを知り、第一三共グループの中で、製剤を生産する工場を持ち、治験薬製造を通して新薬開発の一役を担う第一三共プロファーマに魅力を感じ、就職を希望することにしました。
祖母や両親も、私が小さい頃から一貫して薬に興味を持ち、将来製薬を通して患者様の手助けしたいという強い思いを知っていたこともあり、私の決断に賛成してくれました。

伝える力や調整力を駆使して他部署との連携を行う。

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入社以来、治験薬の製造を行う部署で注射剤を担当しています。
1年目は現場で機械の操作を行う業務でしたが、2年目からは製造作業の方法を指示する指図書の作成や他部署との調整業務など、幅広い業務に携わっています。
治験薬は、製薬にとって欠かせないものです。薬は、製品として市場に出す前に臨床試験というものが必要であり、安全性などを確かめなければなりません。製薬の根幹となる治験薬の製造は、それ自体がとてもやりがいのある仕事だと感じています。
今、私は、治験した薬を製品化するために他部署に技術を伝える仕事も担当しています。治験薬と製品では製造現場が変わるため、他部署の人に伝えたり、調整したりといった綿密なコミュニケーションが必要です。そのため積極的に挨拶をして業務以外の会話をしてみたり、相手の状況に気を配ることに意識してコミュニケーションをとりながら業務を進めることを常に心がけています。

若手が多く風通しの良い職場で、意見交換も気軽に。

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私の職場には、年齢の近い先輩、後輩がたくさんいます。入社したばかりの頃は、メールの出し方や仕事の進め方など、社会人としての基本的な作業にも不安がありましたが、メンターとして1つ上の先輩が丁寧に教えてくださったおかげで、安心して仕事をすることができました。現在は、私自身の勤続年数が長くなり後輩へ教育をする機会が増えてきました。先輩にしていただいて嬉しかったことを思いだしながら接するよう心掛けています。また、先輩、後輩含めて気軽に意見の交換をすることが多く、風通しの良い雰囲気がチーム全体のスキルアップにつながっていると実感しています。
一方、年齢が上の先輩や上司も、若手の意見を真摯に受け止めてくださいます。「若手が活躍できる場を作ろう」という雰囲気があることも、第一三共プロファーマの良いところだと思います。現在私自身も、製造ラインを立ち上げるプロジェクトに参加するなど、新しい業務に挑戦しています。

女性が働きやすい職場の雰囲気を引き継いでいきたい。

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第一三共プロファーマの魅力として、福利厚生が充実していることもあげられます。住宅の家賃補助は手厚いと感じます。また、有給休暇の取得を促進するなど休みを取りやすいことも大きなポイントです。資格を取ったり語学の勉強をしたりしたい人には会社から補助が出るなど、教育環境も整っています。
今、私の職場では多くの女性社員が子育てと両立して仕事をしているので、私も女性が働きやすい雰囲気を、先輩から後輩へ引き継いでいきたいと思っています。
学生の皆さんには、就職活動をしている今のうちから日々、人への理解や感謝の気持ちを忘れずに、過ごしていただけるといいなと思います。仕事は、一人で完結することはまずありません。周囲の人に感謝をし、お互いの状況を理解して助け合うことがとても大切です。最後までやり遂げる力を身につけて、相手からの信頼を得ることも重要です。
皆さんと一緒にお仕事ができる日をお待ちしています。

1日のスケジュール

08:30~
出社・メールチェック
09:00~
製造に関する打ち合わせ
11:00~
製造に使用する文書の作成
12:00~
昼休憩
13:00~
無菌室での現場作業
15:00~
製造の指図書の作成
17:15~
退社

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Profile
2018年入社。治験薬製造グループに所属し、1年目は現場メインの業務を担当。2年目からは、工場のラインを使って治験薬製造を行いながら、商用製造の技術移転に関する業務も行っている。

「医薬品を通じて人々の健康で豊かな生活に貢献できること」
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