第一三共プロファーマのトップメッセージ
代表取締役社長
森野 達朗
第一三共プロファーマは第一三共グループの生産機能会社として2007年に創設されました。
第一三共グループの企業理念は「革新的医薬品を継続的に創出し、多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する」ことであり、存在意義(パーパス)は、「世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する」ことです。
そして第一三共グループの中で当社は、「技術の研鑽に努め、高品質と低コストの医薬品を製造し、世界の顧客に安定供給することを通じて第一三共グループの企業価値を創造する」ことを使命にしています。すなわち、私たちは医薬品製造を通じて、世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献したいと考えています。
私たちの会社の前身となる三共と第一製薬の工場は、100年以上も前に、当時としては画期的な医薬品であったタカヂアスターゼやサルバルサンを製造し世の中に供給してきました。その後もメバロチン、クラビットといったその時代の最先端の医薬品を製造し、現在はがんに強みをもつ先進的グローバル企業として、がん治療薬「抗体薬物複合体(ADC: Antibody Drug Conjugate)」の製造に力をいれています。
私たちは、疼痛緩和のための医薬品も原薬(医薬品の有効成分)から製剤(錠剤や注射剤に加工すること)まで一貫して製造しています。これらの医薬品は医薬品製造販売業者として、製造に関する責任のみならず医薬品の安全性に関する責任も有しています。
さらには、新薬の臨床試験のための医薬品(治験薬)の製造も行っており、幅広い機能を有する医薬品製造会社です。
昨今注目を浴びる環境課題に対しても、長期目標として2050年カーボンニュートラル達成を掲げ、太陽光発電の導入をはじめとする再生可能エネルギーの活用などの環境負荷低減活動に積極的に取り組んでいます。
私たちの使命は医薬品を製造し供給することです。東日本大震災、新型コロナウィルス禍、その影響を受けた原料供給難など、これまで医薬品の安定供給を脅かす様々な困難がありました。しかし、それを乗り越え私たちは高品質な医薬品の供給を実現してきました。
今後も、私たちの強みである技術力を活かして、世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献するため、革新的な医薬品を製造し供給してまいります。
企業理念・コーポレートスローガン
企業理念
企業
理念
パーパス(存在意義)
世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する。
ミッション
革新的医薬品を継続的に創出し、
多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する。
コーポレートスローガン
イノベーションに情熱を。ひとに思いやりを。
Passion for Innovation. Compassion for Patients.®
第一三共プロファーマのミッション
技術の研鑽に努め、高品質と低コストの医薬品を製造し、世界の顧客に安定供給することを通じて第一三共グループの企業価値を創造する。
サステナビリティ
私たちの取り組み
「世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する。」ことが、第一三共の存在意義(パーパス)です。そのパーパスを果たすため、持続可能な環境、社会、経営を実現する具体的な取り組みを進めています。
持続可能な開発目標(SDGs)への取り組み
2015年の国連サミットにおいて採択されたSDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)は、グローバルな社会課題を解決し持続可能な世界を実現するための国際目標であり、17のゴール・169のターゲットから構成されています。
当社グループは、革新的医薬品の創出や患者さんの医療へのアクセス制限の解決に取り組むことで、SDGsの目標3「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」に貢献します。また、イノベーションを生み出す人材開発(目標9)やパートナーシップを通じた課題解決(目標17)、気候変動への取り組み(目標13)等、その他の目標にも貢献します。
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すべての人に健康と福祉を
当社グループは、開発途上国におけるマラリア、NTDs(顧みられない熱帯病)や、先進国にも共通する医療アクセスの課題である「がん」をはじめとするNCDs(非感染性疾患)、希少疾患などのアンメット・メディカル・ニーズの解決に取り組むことで貢献します。
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イノベーション
当社グループは、イノベーションを生み出す人材育成と組織作りを推進し、企業理念の「革新的医薬品の継続的創出」の実現を通じて貢献していきます。
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気候変動
当社グループは、すべての事業活動における環境負荷と環境リスクの低減、資源の有効活用などに取り組むことで持続可能な社会の実現を推進します。
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パートナーシップ
当社グループは、医薬品の研究開発や医療へのアクセス制限の課題に対し、産学官民を含む多様なパートナーシップを通じて取り組みます。