2013年入社 電気情報工学科卒業(高専) 平塚工場 第四製造部 製造第二課
製薬業界を志したのは、高専で学んだものづくりを、人の役に立つ仕事に生かしたいと考えたからです。第一三共プロファーマは、ロキソニンなど以前から服用している製品もあり、身近に感じられる企業でした。先に入社した学校の先輩が「働きやすい会社」だと話していたこと、病院で働く母からの「とてもいい製品をつくっている会社だよ」という後押しもあって、入社を決めました。 最初は生産現場で、機械のオペレーションと包装作業を担当しました。包装ラインには多くの工程があり、覚えるのも一苦労でしたし、女性が多い職場の中で、ほとんど男子校のような環境で過ごしてきた自分が混ざって作業するのは、正直なところ戸惑いがありました。 慣れない環境の中、少しずつなじんでいくことができたのは、エルダー(メンター)の方の存在があったからです。仕事だけでなく、メンタルや私生活も含めて相談にのっていただきました。現場では一つのラインを複数名で動かすため、チームワークが非常に重要で、情報・状況の共有やトラブル発生時のフォローなど密な連携が求められます。ここでコミュニケーションの重要性を学び、さまざまな方と関わりを持つようになって、視野も広がりました。
現在はPTP(Press Through Package)と呼ばれる固形製剤の包装作業や包装機械に関わる業務を担当しています。入社以来一貫して包装業務に携わっていますが、2021年3月まで3年間、第一三共の製剤技術研究所に出向していました。これまで、様々な製品の包装業務に携わってきたものの、その包装仕様がどのようにつくられているかはわからない。ものづくりをやってきた人間として、そういったところも知りたいと思い、上長に研究所への出向希望を伝え、勉強するチャンスをいただきました。
製剤技術研究所には製剤に対してどのような包装形態が適切かを研究する部所があり、そこで使用期限を長く保つためにどのような材料を使っているのか、どういう材質であれば薬が取り出しやすいか、といったことを学び、現在の仕事にも生かせる知識を得ることができました。 第一三共プロファーマでは、取り組みたいことを上長に伝える場があり、経験年数が浅くてもチャレンジする機会を与えてもらえます。また、その姿勢を評価してもらえるので、モチベーションアップにもつながります。
時々海外のグループ会社が工場見学に訪れることがあり、外国語で対応してみないかと言われたことがきっかけで、会社の制度を利用して、半年間英会話教室に通いました。まったくしゃべれなかったところからスタートして、身振り手振りを交えながら簡単なコミュニケーションがとれる程度まで上達しました。こうしたさまざまなスキルアップのプランがそろっていることも魅力の一つです。
また、他県から引っ越してきて一人暮らしをする必要があっても、社宅制度など福利厚生が手厚く、安心して働くことができます。健康管理の支援などもあり、人を大切に考えているからこその働きやすさが、第一三共プロファーマの良さだと思います。
Profile 2013年入社。PTP包装業務、包装機械・設備のメンテナンス業務に従事。第一三共の製剤技術研究所への出向を経て、現在は包装業務を担当。
「医薬品を通じて人々の健康で豊かな生活に貢献できること」 わたしたちと一緒に実践する仲間を募集しています。